世界のミネラルウォーター 〜どれがおいしい?〜 (2004.11)

職場の近くに「アクアポータ」というam/pm直営のミネラルウォーター専門店というのがある。そこには普段なかなか手に入りにくい日本の地方モノや世界各国の様々な有名天然水がズラリと並べてあって、どれでも購入できるようになっているので、日々ミネラルウォーターのベンチマークテストに勤しんでいたのだが、残念なことに12月10日で閉店する模様。
しかし日々の味比べ成果はシッカリ出ており、ある程度銘柄と味が一致するようになってきたので、バブルB杯モンドセレクションをここに発表したい。

優勝 ディーサイド
(写真左)

圧倒的にサラサラで、喉に引っかかる感じも雨水のような苦みも全くなく、まさに空気のような水! ミネラルウォーターには軟水・硬水とで全く性格が違うが、これは軟水の最右翼候補。スコットランド地方のパンナニック鉱泉から湧き出る鉱泉水ディーサイドは、ビクトリア女王も愛した水なのだとか。軟水の中でもこいつだけは圧倒的になめらかな感じがする。ボルヴィックなどに飽きた人は一度お試しを。全然違いますよ!


次点 スイスウォーター
(写真中)

次点と言ってもディーサイドとは正反対の性格の超硬水、しかもガス入り(炭酸水)。硬水といえばヴァットヴィエールとかコントレックスが有名だけど、とにかく飲みにくい、そして不味い! このスイスウォーターは硬度1000強あるにも関わらず、ごく自然な飲み口。といっても独特の炭酸水らしい味ではあるが、飲みにくさが無く、むしろソーダ的にゴクゴクと飲めてしまう。こんな水もあるのかと思うこと必至!

他にも色々美味しい天然水はあるが、やはりここはディーサイドが頭一つ抜けてる感じがする。日本の天然水も色々あるけれど、海洋深層水は別として、どれもそれほど差がないものなんだなあと改めて思う。というわけでディーサイド、見かけたら是非。オススメです。

(写真右) 田舎の水
あんまりなネーミングだわ!